【大阪市旭区】水害ハザードマップ｜浸水想定区域図と避難所まとめ

近年、気候変動の影響により、集中豪雨や台風による水害のリスクが高まっています。テレビやニュースで被害の映像を目にするたびに、「もし自分の住んでいる場所で同じことが起きたらどうなるだろうか？」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

わがまち旭区では、淀川、寝屋川流域(寝屋川・第二寝屋川・平野川・平野川分水路・古川)、旧淀川流域等の河川（大川・堂島川・安治川、土佐堀川、木津川、尻無川）の氾濫や高潮および内水氾濫による浸水と南海トラフ巨大地震による津波浸水が想定されているとのこと。

「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、水害からご自身と大切な人の命を守るためには、事前の準備と正確な情報が不可欠です。その「正確な情報」の核となるのが、お住まいの地域で作成されている「水害ハザードマップ」です！

今回は、大阪市旭区のハザードマップに焦点を当て、区内でどれくらいの浸水が想定されているかを示す「浸水想定区域図」と、命を守るための避難先である「避難所」について紹介していきます。

※近隣区の東成区の水害ハザードマップはこちら

※近隣区の城東区の水害ハザードマップはこちら

旭区の浸水想定区域図をチェック！

大阪市ホームページを参考に、公表されている浸水想定区域を以下の6つに分けて紹介していきます。

※これから紹介する想定図は、想定される浸水の最大深を示していますが、想定以上の豪雨、地震の大きさにより、浸水地域や浸水の深さが大きくなる可能性もあります。

マップの凡例

淀川が氾濫した場合

【浸水想定の公表年月：平成29年6月】

寝屋川流域(寝屋川・第二寝屋川・平野川・平野川分水路・古川)が氾濫した場合

【浸水想定の公表年月：平成31年3月】

旧淀川流域等の河川（大川・堂島川・安治川、土佐堀川、木津川、尻無川）が氾濫した場合

【浸水想定の公表年月：令和4年2月】

高潮が発生した場合

【浸水想定の公表年月：令和2年8月】

内水氾濫した場合

【浸水想定の公表年月：令和3年3月】

南海トラフ巨大地震が発生した場合（津波）

【浸水想定の公表年月：平成25年8月】

旭区の避難所一覧

災害時避難所

災害時避難所は、倒壊などにより家に住むことができない方に生活の場を提供する学校などが該当します。物資などの配布拠点にもなるとのこと。以下表のうち、小・中学校は水害時避難ビルも兼ねていて、各学校の校庭は一時避難場所になります。

名称	所在地
清水小学校	清水5-1-12
新森小路小学校	新森6-3-13
古市小学校	森小路2-10-35
太子橋小学校	太子橋1-12-15
大宮小学校	大宮4-9-16
大宮西小学校（※）	中宮1-8-14
生江小学校	生江1-10-21
城北小学校	赤川3-13-47
高殿小学校	高殿6-9-10
高殿南小学校	高殿3-10-30
旭東中学校	新森6-7-25
今市中学校	大宮5-13-40
大宮中学校	中宮4-7-11
旭陽中学校（※）	高殿5-9-31
旭高等学校（※）	高殿5-6-41
淀川工科高等学校	太子橋3-1-32
大阪工業大学 総合体育館	大宮5-16-1
大阪工業大学 第2体育館	大宮5-16-1
思斉支援学校	大宮5-11-7
光陽支援学校	新森6-8-21

※）地震時は浸水のおそれがあるので、避難する際は浸水していないことを確認してから避難

水害時避難ビル

水害時避難ビルは、避難情報が発令されたときに避難が可能。

名称	所在地
市営両国住宅 5号館	清水5-4-5
市営高殿西住宅 9号館	高殿5-1-9
市営高殿北住宅 1号館	高殿5-12-1
市営高殿北住宅 2号館	高殿5-12-2
市営大宮住宅 1号館	大宮5-12-21
市営今市住宅 1号館	太子橋1-9-1
市営城北住宅 1号館	大宮5-9-1
市営城北住宅 2号館	大宮5-9-2
市営新生江住宅 1号館	生江3-21-1
市営両国住宅 1号館	清水4-11-1
市営高殿西住宅 8号館	高殿5-2-8
市営城北住宅 12号館	大宮5-8-12
市営城北住宅 13号館	大宮5-1-13
市営城北住宅 14号館	大宮5-2-14
市営城北中宮住宅 1号館	中宮5-1-1
市営橋寺住宅 1号館	太子橋3-8-1
市営新生江住宅 2号館	生江3-16-2
市営城北住宅 15号館	大宮5-7-15
市営生江住宅 9号館	生江3-24-9
市営高殿西第4住宅1号館	高殿2-16-1
セントポリア新森公園	新森4-1-27
市営新生江住宅3号館	生江3-20-3
常翔学園中学校・高等学校　東館	大宮5-16-1
グランドホームゆとりえ	新森3-1-10
森小路スマイルガーデン	新森2-3-4
ライフライト	赤川2-1-20
ゆうゆう	高殿6-24-12

※その他、大規模火災の発生により延焼拡大した場合の避難先（広域避難所）や、一時避難所については、大阪市旭区ホームページをご参照ください。

避難のタイミング

大阪市では、河川の水位情報などをもとに、避難情報を発令することになっています。

情報が発令されたら早めに避難しましょう。ただし、避難情報の発令前に災害が発生することもありますので、各機関の災害情報や周囲の状況に注意しつつ危険を感じたらすぐに命を守る行動をとりましょう。

あなた専用の行動計画「マイタイムライン」を作成しよう！

水害ハザードマップで自宅の浸水リスクや避難場所を確認したら、次に必要なのは、その知識を「いつ」「どう行動するか」という具体的な計画に落とし込むことです。

それが「マイタイムライン」です。これは、台風の接近や大雨が予想される際、住民一人ひとりが「いつ」「何をすべきか」を時系列で整理した、あなたと家族のための行動計画表です。

マイタイムラインに記載すべき内容例

マイタイムラインの作成は難しく考える必要はありません。大阪市が提供している次の記載例を参考に、ご自身の生活パターンに合わせて行動を書き出してみましょう！

マイタイムラインの原本は、以下よりダウンロードしてください。

→マイタイムラインをダウンロードする